指揮者
草川正憲
東京音楽大学音楽学部指揮科卒業。
指揮法を紙谷一衛・故 松本紀久雄の両氏に師事。在学中より主にオペラ指揮者として研鑽を積む。
大学卒業後、活動の場をオペラ以外にも広げ、様々な分野の公演を指揮する傍ら、藤原歌劇団に所属し、オペラ指揮法を故 福森湘氏に師事。数々の来日イタリア人指揮者のアシスタントを務め、イタリアオペラへの見識を深める。
その後、単身イタリアへ渡り、ダニエレ・アジマン氏のもとで研鑽の日々を送る。また、ハンガリーにてユーリ・シモノフ氏に師事。管弦楽曲の分野へも視野を広げる。
2006年から現在までに数々のイタリアオペラを精力的に指揮。イタリアオペラをライフワークとし活動を続けている。
吹奏楽では、ル・ノワールウインドオーケストラにて5年間指揮を務めたほか、四日市吹奏楽団でも指揮をするなど、精力的な活動をしている。
入間市吹とは、2016年6月の定期演奏会より共演を重ね、吹奏楽曲から管弦楽曲まで、作品の魅力を引き出した高い表現力による演奏が好評を博している。
大熊啓史
群馬県伊勢崎市出身。12才よりテューバを始める。武蔵野音楽大学附属高等学校音楽科を経て、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。
平成14年度群馬県ソロコンテスト金賞、第6回ジュニア管打楽器コンクール本選考会出場、第22回大仙市大曲新人音楽祭コンクール奨励賞、第49回北九州芸術祭クラシックコンサート奨励賞、第21回日本クラシック音楽コンクール全国大会第2位(1位なし)など受賞。
第9回武蔵野音楽大学附属高等学校音楽科在校生と新卒業生によるコンサート、平成17年度武蔵野音楽大学附属高等学校卒業演奏会、武蔵野音楽大学選抜学生によるコンサート、武蔵野音楽大学平成23年度卒業演奏会、第82回読売新人演奏会、2012年音楽大学卒業生によるヤマハ管楽器新人演奏会などに出演。平成21、22年武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルメンバー、平成22年武蔵野音楽大学管弦楽団メンバー。平成24年に東京都と群馬県にてソロ・リサイタルを自主開催。
これまでにテューバを松下裕幸、佐藤潔、ロジャー・ボボの各氏に、室内楽を戸部豊氏に師事。指揮、作曲は独学。現在、都立高校吹奏楽部外部指導員。その他、各地で主に小編成吹奏楽のバンドディレクターとして活動。
入間市吹とは2016年12月のクリスマスコンサートで初共演。「オペラ座の怪人」などの名曲を豊かな情感をもって快演し好評を博した。